PHP簡易サーバーをbatファイルで立ち上げるには

PHP公式サイトからthread-safeのzipファイルをダウンロードして、それを使ってPHPファイルをポータブルに立ち上げる方法をメモしました。

ダウンロードできるファイルには、ここで表示されているデータと同じファイルが入っています。

ここからファイル一式をダウンロードできます。

コードを改行して表示

@echo off

REM ==== ビルトインサーバーの起動 ==== 

REM #### ポート5432でビルトインサーバーを起動 ####

REM --- startコマンドを使用してphp.exeを新しいコマンドプロンプトウィンドウで起動 ---
REM 第1引数はコマンドプロンプトウィンドウのタイトルを指定
REM 第2引数はphp.exeの絶対パスを指定
REM -Sオプション(Server)は指定したホスト名とポートでサーバーを起動
REM -tオプション(ターゲットディレクトリ)はサーバーのドキュメントルートを指定
REM    ※ ターゲットディレクトリ(公開フォルダ)として指定したフォルダが「/」に相当

start "myBuiltInServer" "%~dp0PHP\php.exe" -S localhost:5432 -t "%~dp0"

REM ==== 他のデバイスからのアクセスを許可 ==== 

REM 他のデバイスからのアクセスを許可するには、以下のようにホスト名を0.0.0.0に設定
REM start "myBuiltInServer" "%~dp0PHP\php.exe" -S 0.0.0.0:5432 -t "%~dp0"

REM 他のデバイスは以下のリンクにアクセス可能:
REM ※ ローカルIPアドレスはmsconfigコマンドでIPv4アドレスを確認
REM http://<あなたのデバイスのローカルIP>:5432

REM ==== ブラウザでサーバーにアクセス ==== 

REM startコマンドを使用して、デフォルトブラウザでサーバーのURL(localhost:5432)を開きます。
REM 第1引数:ウィンドウタイトル(空文字 "" を指定)
REM 第2引数:ブラウザで開くURL(localhost:5432)
REM ブラウザが新しいタブで指定のURLを開きます。
start "" http://localhost:5432

REM ==== スクリプト終了 ==== 

REM このスクリプトは以下の2つのプロセスを開始します:
REM 1. PHPビルトインサーバーを新しいプロンプトウィンドウで起動
REM 2. デフォルトブラウザでサーバーURLを開く

REM 最後にexitコマンドを使用して、このバッチスクリプトのウィンドウを閉じます。
REM ただし、PHPビルトインサーバーのウィンドウは閉じません(動作を続けます)。

exit